BOOTS LIFE

作り手がアウトソールの張り替えもおこなう 安心なアフターサービス

長きにわたり愛用できる理由。

自動車やモーターサイクルのタイヤのように消耗品であるソール。今回はグッドイヤーウエルト製法ブーツのオールソール交換風景をご紹介します。グッドイヤーウエルト製法の長所は、アッパーとミッドソールが縫い付けられている箇所にはダメージを加えず、本底を剥がして新しいソールに張り替えるのでアッパーの革にも負担がかからず、何度でもソール交換ができます。

 

1) 消耗したアウトソール。

solerepair_img01

 

2) まずは熱を加えて古いソールをはがしやすくします。

solerepair_img02

 

3) つま先から少しづつ剥がしていきます。

solerepair_img03

 

4) 剥がれました。

solerepair_img04

 

5) 剥がれたソールです。いままでありがとう!

solerepair_img05

 

6) 剥がれ残りをキレイに削り取ります。

solerepair_img06

 

7) 新しいソールはのりが馴染みやすいように、表面処理をします。

solerepair_img07

 

8) 新しいソールにのりを塗っていきます。

solerepair_img08

 

9) のりが乾くまで時間を置く。

solerepair_img09

 

10) 本体のミッドソールにも、のりを塗っていきます。

solerepair_img10

 

11) ミッドソールも同様にのりが乾くまで時間を置く。

solerepair_img11

 

12) のりが乾いたらミッドソールとアウトソールを温めます。

solerepair_img12

 

13) 温めたミッドソールとアウトソールを合わせます。

solerepair_img13

 

14) 合わせたら圧着します。

solerepair_img14

 

15) 圧着します。

solerepair_img15

 

16) 圧着が終了したら木型をはずします。

solerepair_img16

 

17) 手作業でさらに圧着します。

solerepair_img17

 

18) 側面を削ってソールとコバを合わせて調節します。

solerepair_img18

 

19) 削りあがりました。

solerepair_img19

 

20) 完成です。

solerepair_img20

 

 

関連記事

カスタムで自分だけの1足を。
ソール交換でアレンジも可能